法人で融資を受けるのって難しい?
スポンサーリンク
法人設立って、自分にはまだ早いと思ってませんか?
「こんな小規模で法人なんて作っても、税理士コストや会社維持コストを考えると、逆にマイナスにしかならない」
と思ってませんか?
「会社員の所得と不動産所得合わせて900万くらいになったら法人化を考えよう」
なんていう教科書的なアドバイスに縛られてませんか?
さらに
「今の規模で法人なんて作っても、融資してくれる金融機関なんかない」
とか
「今回が1棟目の購入なのに、新設の資産管理法人にいきなり融資してくれる銀行なんて、あるのかもしれないけど自分は知らない」
というのも、よく聞く悩みです。
確かに、自分一人で悩んでいても、なかなかこうした悩みに回答は出ないし、回答が出ないと動けない・・・。
分かります。私もそうでした。
私の場合は、40を超えていよいよ動き出さないと自分の人生の目標が達成できないと焦り始めて、まずは自分の住む都市で不動産投資仲間を探しました。不動産業者がやるセミナーではなく、投資家グループの集まりに参加するようにしたんです。
もちろん、参加するのにもコツがあって、素人が、ただ何の土産話も無しに話を聞くだけで参加しても、ただのお客さんとしてしか扱われません。それは誰でも分かる、当たり前の話ですよね。
他の人に与える良質な情報がないのであれば、話がめっちゃ面白いとか、業者に騙されて破産しかけた時の話をするとか、何かそのグループに受け入れてもらえる工夫が必要です。森伊蔵を差し入れするとかでも、一瞬で仲間になれると思います(笑。もちろん一升瓶のやつです。720mlはいけません。せこく見えるだけですから。
そうすると、自分と同じような境遇の仲間が、どんな投資をしているかが分かるんですね。自分は8000万の融資でもヒーヒー言ってるのに、同じくらいの年収の、人のよさそうな男性が、3億の融資が通った話を普通にしている。
あるいは、新設法人で融資を受けて、さらに経費でいい車に乗ってたりする人もいる。
※個人で車を買って業務に使用していても、せいぜい利用比率に応じた案分でしか経費化できませんね。法人なら、業務に利用するために購入した車なら、全額経費(資産計上して減価償却)にできますね。あ、私の税金関係の話は、鵜吞みにせず必ず税理士に確認してください。私は税理士ではありませんので。
今まで自分を覆っていた殻が、こうやって破れるわけです。
こうなれば、あとはイケイケどんどんです。自分にもできるんだという自信になるから、すぐに行動に移せるし、行動した結果をグループにフィードバックできるからより深くグループにかかわることができて、自分の評価も高まり、さらにできることが広がっていく好循環に入ります。
話がそれてしまいましたが、私が冒頭のような悩みに回答するとしたら、
「1棟2棟で終わる気はないんでしょ?最初から、会社員を卒業できるレベルになるために始めたんでしょ?税理士の経費や法人維持コストなんか気にしてどうすんの?」
「法人の方が、経費にできる範囲は広いし、購入してすぐ売っても40%も税金で持っていかれないし、融資の上限も特にない金融機関が多いし、消費税還付もやりやすいし、相続時にも困りにくいし、法人でやれるなら最初から法人が絶対いいよ」
「新設の資産管理法人に融資してくれる地銀や信用組合、信用金庫なんかはたくさんあるよ。法人作るのもネットで簡単だよ」
と回答すると思います。
ただし、なかなか本屋に売っている投資本にはこのあたりのことが書いてある本は少ないし、とくに金融機関はどこに行けばいいのか、自分の地元での生の情報は、やはり上記のような投資家仲間のグループに所属しないとなかなか得にくいんじゃないかなと思います。
じゃあ、私が付き合っている仲間を、初心者に紹介するかと言ったら、たぶんしません。
自分で探し出して参加したいと言ってくるような人じゃないと、こっちが面白がるような話が出てこないからです。つまらない人を紹介しても自分の評価が下がるだけなので、よほどいろんな意味で「面白い」人でないと、紹介はしないですね。
・自分から動いて仲間を探したら、一気に視界が広がる。
・法人化はいつすべき? → 最初から。
・新設の資産管理法人に融資してくれる金融機関はある? → ある。地銀や信組・信金など。もちろんすべてではないし、3月までできたけど4月からできなくなったところもあるかも。やはり、荒野を歩くには仲間との協力が必要。
中級者向けには、もっといろいろ考えるべきところはあります。
たとえば、資産管理法人の定款には不動産以外の目的を書いたらダメ、という「常識」があります。
あと、金融機関の面談時には、将来は不動産で規模拡大して会社員はセミリタイアしたいみたいなことは絶対言ったらダメ、とか。
これらも、果たして本当にそうなの?って疑いも中級者は持つべきだと思うんですが、この辺りはまた別の機会に。
※当ブログは、独自ドメインの新ブログに移転しています。そちらもぜひご覧ください。
xn--d9j7ab4b9toiuci6f5d7502bwdim9e220eyf6cxb5d.com